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【Gマーク】安全性に対する法令の遵守状況の配点項目は?

Gマークの申請では大きく分けて「①安全性に対する法令の遵守状況」、「②事故や違反の状況」、「③安全性に対する取組の積極性」の評価項目に分けられており、そのうち①の「安全性に対する法令の遵守状況」については全部で40点満点になります。

Gマークの認証にはこの項目で40点満点のうち、32点以上をクリアする必要があります。

 

項目別の配点は?

「安全性に対する法令の遵守状況」については、以下の項目と配点になっています。

中項目 小項目 配点
1.事業計画等 ①乗務員の休憩・睡眠施設の保守、管理は適正か 1点
2.帳票類の整備、報告等 ①事故記録が適正に記録され、保存されているか 1点
②運転者台帳が適正に記入等され、保存されているか 1点
③車両台帳が整備され、適正に記入等されているか 1点
3.運行管理等 ①運行管理規程が定められているか 1点
②運行管理者に所定の研修を受けさせているか 1点
③事業計画に従い、必要な員数の運転者を確保しているか 1点
④過労防止を配慮した勤務時間、乗務時間を定め、これを基に乗務割が作成され、休憩時間、睡眠のための時間が適正に管理されているか 3点
⑤過積載による運送を行っていないか 3点
⑥点呼の実施およびその記録、保存は適正か 3点
⑦乗務等の記録(運転日報)の作成・保存は適正化 3点
⑧運行記録計による記録およびその保存・活用は適正か 1点
⑨運行指示書の作成、指示、携行、保存は適正か 1点
⑩乗務員に対する輸送の安全確保に必要な指導監督を行っているか 3点
⑪特定の運転者に対して特別な指導を行っているか 1点
⑫特定の運転者に対して適性診断を受けさせているか 2点
4.車両管理等 ①整備管理規程が定められているか 1点
②整備管理者に所定の研修を受けさせているか 1点
③日常点検基準を作成し、これに基づき点検を適正に行っているか 1点
④定期点検基準を作成し、これに基づき、適正に点検・整備を行い、点検整備記録簿等が保存されているか 3点
5.労基法等 ①就業規則が制定され、届出されているか 1点
②36協定が締結され、届出されているか 1点
③労働時間、休日労働について違法性はないか(運転時間を除く) 1点
④所要の健康診断を実施し、その記録・保存が適正にされているか 1点
6.運輸安全マネジメント 運輸安全マネジメントを的確に実施し、輸送の安全に関する計画の作成、実行、評価および改善の一連の過程を円滑に進めているか 3点

最も配点の多い中項目は3の運行管理等になり、小項目の部分を見てみると3点の部分は「適正な乗務割」、「過積載」、「点呼」、「運転日報」、「乗務員への指導監督」、「定期点検(3か月点検」がそれぞれ3点、「特定の運転者に対しての指導」と「特定の運転者に対する適性診断」はセットで必要なことですので3点として見ると、6の運輸安全マネジメントを除いたいずれの項目も巡回指導で一番よく見られる部分ですよね。

この部分で0点を取ってしまうということは、行政監査につながってしまう恐れも十分に考えられます。

例えば即通報対象である3か月点検未実施や点呼未実施がこの小項目に入っているため、加点3点の部分についてはしっかり行っておく必要があるでしょう。

点数の計算方法

点数の計算方法としては次のようになっています

  1. 項目毎に、巡回指導結果が「適」の場合は加点し、「否」の場合は加点されない。なお、巡回指導後に改善されても加点はされない
  2. 事業所により該当しない項目がある場合、当該項目は加点される。
  3. 巡回指導時に書類不備等により判定できなかった項目は加点されない。

1番の「適」の場合は加点、「否」の場合は加点されない部分ですが、1点の項目であれば1点か0点かのどちらかになり、3点加点の「点呼とその記録、保存」を例に挙げると、出発前・中間・帰庫の点呼をそれぞれちゃんとやっていて記録も取り保存している場合では問題なく3点の加点になります。

しかし中には出発前点呼しかやっていないとか、点呼をすべて行っているが記録簿は半年分しか保存していないといった事業所もあります。

その場合、完全な未実施ではないので巡回指導時には即通報はされずに、改善を求められると思います。

そして、点数はおそらく1点~2点の加点になっているのではないかと思います。

また、Gマーク申請後に巡回指導が入りますが、A方式以外の更新事業所は遅くて11月ごろになったりします。

巡回指導時が入る前には日報や点検記録簿などをなるべく一か所に集めてすぐ指導員がスムーズに確認できる状態にしておく必要があるので、結構煩雑な状態になることがあります。

書類不備等により判定がされないと加点もされなくなってしまうため、どこに何があるのかを確認し、全部そろっているかどうかを事前にチェックしやすく整理するのが良いでしょう。

 

安全性に対する法令の遵守状況のまとめ

この評価項目では貨物輸送の義務的な部分がチェックされる項目であり、なおかつGマークの100点満点中40点を占め、Gマークを取得するためには必ずクリアしなければならない部分です。

また、40点中32点以上を獲得しなければなりませんので、まずは配点2~3点の部分を確実に行っていく必要があります。

この項目では実際の採点は巡回指導時になりますから、Gマーク申請をしてから1~3か月後になることが通常です。

申請後に気を緩めずに、項目部分をきっちり行っていかなければなりません。

しっかり行っていたとしても、巡回指導が入ったときに書類不備等があると加点されないというのも気を付けなければならないポイントです。

帳票類を全部集めるとかなりのボリュームになり、あの書類が抜けてるこれが抜けてるといった状態に陥ることがたまに見られますので、整理整頓がいかに大事かですね。

また、Gマークの加点は巡回指導が入った段階での状態を見られますので、改善を求められた場合には改善後の状態は加点にはなりませんが、必ず改善して改善報告書を送るようにしましょう。

この「安全性に対する法令の遵守状況」の項目はまさに要であって、採点も実際に指導員が現場を見て判断するという部分ですから、ここをクリアすればGマーク取得は半分以上決まったも同然と言えるでしょう。

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