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HACCP(ハサップ)が運送業界に!?

こんにちは。

2020年ごろに義務化されるのではないかといわれるHACCP(ハサップ)についてです。


HACCPとは?

ハサップは食品衛生の管理方法として宇宙食の食中毒防止対策がきっかけで生まれた国際的な基準で定められている手法で、7原則12手順の流れがあり、欧米や中国、韓国などでも順次導入され、ハサップマークの付いた食品などを見かけることができます。

日本での適用対象は今のところ、一次生産者(農業等)以外のすべての食品取扱業者とされています。

ハサップの構成としては

  1. ハザード(危険)分析
  2. 重要管理点の設定
  3. 管理基準の設定
  4. モニタリング方法の設定
  5. 修正処置の設定
  6. 検証方法の設定
  7. 記録の維持管理

この構成を基本機能として食品を管理していきますが、冷凍食品倉庫等ならまだ分かるとして、運送業においてはただでさえ無駄な時間を省いてギリギリの状態で配送をしている所もあるのに、ハサップ導入には疑問が残ります。

また、一次生産以外の食品業者ですから、小規模食品事業者等に向けたハサップBという簡素化された衛生管理手法もありますが、そんなに難しくはないものの、記録管理等の業務が発生するため時間的負担がかかると思います。

 

今後どうなるか、動向が気になりますね。


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